ピュアパイル工法はセメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず、高品質で高支持力を発揮する安心確実の戸建て住宅用の杭状地盤補強工法です。
1. ピュアパイル工法は、円錐型堀削ヘッドを装着した堀削ロッドで、地盤を側方に押し広げながら指示深度まで堀削し、
セメントミルクと置換することにより杭状柱体を築造します。
2. セメントミルクと地盤を攪拌混合しないため、杭状柱体の品質は土質の影響を全く受けません。
したがって、どんな地盤でも高強度・高品質を安置して発揮します。
3. 施工法の原理から地盤を緩めないため、鉛直支持力が大きい。
4. 腐植土地地盤にも施工ができます。
5. スパイラルロッドを使用することにより、砂質地盤での堀進性能が向上します。
6. ストレートロッドには排土機構がないため、発生残土がほとんどありません。
7. 設計杭径は20cmのみであり、比較的小径ですので、従来の柱状改良工法より多数の杭状柱体で建物荷重を、
より分散して指示するため、安全安心です。
8. 柱状改良工法よりも、低コストでの施工が可能です。
先端に円錐型堀削ヘッドを装着した外径216mmの堀削ロッドを回転させながら支持深度まで掘進した後、セメントミルクを吐出しながら堀削ロッドを地上まで引上げ、セメントミルクを置換充填して、施工を完了します。
円錐型堀削ヘッドを採用することにより、堀削土塊混入のリスクをなくしました。
セメントミルクにはPPパウダーを添加するため、ほとんどブリーディングをしません。その後、杭頭(天端)のレベル調整を行います。