平素は(株)アース建設に格別なご高配を賜り心より御礼申し上げます。
(株)アース建設は2002年にアースプラン(株)の改良工事部門として設立致しました。
現在は、地盤調査をアースプラン(株)、改良工事を(株)アース建設が受け持ち、アースグループとしてお客様へ地盤に関わる多様なサービスを総合的に提案させていただいております。
1988年に父(菅原道昭)が大手企業の地盤改良事業部を退社してアースプラン(株)を設立した当時、私は中学生でした。以来、家業として父の仕事を手伝い会社の成長と共に育ちました。その後2002年にジュネーブ大学大学院でAnalysis and Management of Geological Risks(災害の分析と対策)を修了し、今日も地盤工学会の国際会員として研究と会社経営に邁進させていただいております。
日本における土木、建築技術は世界トップレベルです。それは戦後、仕事を正確に真面目にそして根気強くやり遂げる技術者が数多く存在した事に由来すると思います。しかしながら現在、世代交代が進む日本では農林業や土木建設業などの1次2次産業を担う技術者のが年々減少しております。汗を流し労働するということは本来高尚な行為であると思います。
2011年3月東日本大震災により多くの人命を失い建築物が被害を受けました。我々の仕事は地震や台風、洪水、火山、地滑りなどの自然災害による被害者を一人でも減らす事であり、かつ社会的財産でもある土木建築物の機能を確保することであると考えます。そして、若い人材が地盤の専門技術者として育つ環境を創り、その技術を持って社会に貢献することが(株)アース建設の責務だと考えております。